2007年に公開された『俺たちフィギュアスケーター』(原題:Blades of Glory)は、ウィル・フェレル主演のシュールなコメディ映画です。ジョシュ・ゴードンとウィル・スペックが監督を務め、フィギュアスケートを題材にバカバカしい笑いを展開します。邦題の「俺たち」シリーズとしても日本で親しまれています。

あらすじ|フィギュアスケート界の異色ペア
舞台はフィギュアスケート界。個人競技で人気を博していたチャズ・マイケル・マイケルズ(ウィル・フェレル)とジミー・マッケルロイ(ジョン・ヘダー)は、ある騒動を起こして競技から永久追放されます。しかし、男性同士のペアという前代未聞の形で競技復帰を目指すことに。衝突を繰り返しながらも協力し、競技大会に挑む彼らが巻き起こすドタバタ劇が笑いを呼びます。
テーマ|バカバカしい設定で笑いを追求
本作の魅力は、エレガントで美しいフィギュアスケートを舞台にした、シュールで不謹慎な笑いです。「男性ペア」という設定を大胆に使い、ステレオタイプや偏見をネタにしたギャグを惜しみなく盛り込んでいます。また、競技の世界の真剣さと、主人公たちの馬鹿げた行動のギャップが観客を笑わせます。こうした要素は、笑いのために競技のリアリティをある程度犠牲にしている点も特徴です。
キャラクター造形|ウィル・フェレルが放つ強烈な個性
ウィル・フェレルが演じるチャズは、自信過剰で豪快な性格の持ち主。一方で、ジョン・ヘダーが演じるジミーは、繊細で礼儀正しい性格という対照的なキャラクターです。このコンビの掛け合いや対立が、本作の笑いの中心となっています。また、ライバル役のストランツ&フェアチャイルド兄妹(ウィル・アーネットとエイミー・ポーラー)のコミカルな悪役ぶりも物語を盛り上げます。
まとめ|くだらない笑いを全力で楽しむ一作
『俺たちフィギュアスケーター』は、2007年3月30日にアメリカで公開されました。美しいフィギュアスケートを舞台にしながらも、その華麗さを完全に逆手に取ったシュールな笑いが満載です。競技シーンにリアリティを求める人には物足りないかもしれませんが、ウィル・フェレル特有の全力でくだらない笑いを楽しみたい方にはぴったりの一本です。笑いのために何でもやる姿勢と、バカバカしい世界観が本作の最大の魅力です。
